トランクルームに住むのは違法でばれる？ばれたらどうなる？逮捕される？

トランクルームに住むことができるのか？こういった疑問を持つ方も少なくないようです。

お金がなかったり、少しでも節約したいと思って安いトランクルームに住みたいという需要はあるようですね。今回の記事ではトランクルームに住むのは違法なのかといった情報をお伝えしていきます。

トランクルームに住むのは違法？

トランクルームは賃貸よりも安いですし、経済的にきついので住みたいという方もいるようです。しかし、結論を最初に言ってしまうと、トランクルームに住むのは違法です。絶対にやめましょう。

トランクルームは、ご存知のとおり、荷物をあずけるところであり、人が宿泊するようなところではありません。住居として届け出ていないので、住むことはできません。

トランクルームを契約する際に「宿泊、仮眠などの行為を禁止する」という文言がありますので、この契約に反した場合には契約を解除されたりします。

一時的にであっても、住んでしまったり、仮眠をするなどしてしまった場合には契約に反する違法行為があったとして、契約を解除されてしまいます。

トランクルームを提供してる会社も、利用者を住まわせたりすると、国土交通省によって定められている「倉庫業法」の違法行為となってしまいます。

業者も違法行為で罰せられてしまうということで、利用者についてもこういった行為がないように厳しく取り締まりをしています。

ネット上にはトランクルームに住んでいて、その情報を紹介していたりするブログとかもあるようですが、絶対にマネしないほうがいいですね。

トランクルームの会社にとっては、人を住まわせてしまうと罰則がありますので、常に管理していて、人が住んでいないか確認しています。

屋外のコンテナとか人がほとんど来なくて、管理人とかもいないところであれば、ばれない可能性もありますが、それでも、ほかの利用者に見られたら、会社に通報されてしまいばれます。

ほかの利用者も別のトランクルームで人が住んでいたらいい気はしないでしょうし、治安的に問題があるということで、会社に連絡する方は少なくないと思います。

屋内型のトランクルームは空調が聞いていて快適な温度ではありますが、こういったところは利用者が頻繁に出入りしていたり、管理人がいて、防犯カメラとかもあったりするので、すぐばれてしまうと思います。

そもそも、トランクルームは人が住むのに適した環境ではなく、かなり不便です。コンセントもなく、窓もなく、ほかの利用者の足音にびくびくしながら住むというのはかなり苦痛です。

精神的なストレスもあってまともに住めない場所なので、住むことは考えないほうがいいですね。

トランクルームに住んでいることがばれてしまったら契約は解除されます。すぐに追い出されて、違約金などが発生してしまう可能性があります。

トランクルームに住むという行為は、民法上の契約違反ということなり、刑事法で裁かれるようなことはないので逮捕はされません（建造物侵入罪になるのかもしれませんが、トランクルーム側がそういう対応をしたという情報はみつかりませんでした）。

いずれにせよ、トランクルームに住むことは違法であることに変わりはないので絶対に住まないほうがいいですね。

また、住むとはいかなくても滞在することについても、トランクルームの契約によっては禁止されているところが多いので、契約書をよく確認して契約することが大事になってきます。

最近は、滞在型トランクルームというのもありますので、どうしても滞在してゆっくりしたいという場合には、そういった滞在を許可しているトランクルームを活用していきましょう。